機能性ディスペプシアの原因
機能性ディスペプシアの原因には幾つかあります。一番大きいのが自律神経の乱れとストレス。他には、胃下垂、ピロリ菌の感染などがあります。
機能的な異常が原因
機能性ディスペプシアの症状は、胃痛、しゃく熱感、胃もたれ、早期満腹感、吐き気などがありますが、内視鏡検査で胃を見ても、胃そのものには器質的な異常がありません。つまり機能性ディスペプシアは、器質的な異常が原因ではなく、機能的な異常が原因なのです。
自律神経が根本原因
それでは胃の機能が異常が起こす原因は何かと申しますと、それが「自律神経」なのです。胃の機能は自律神経によって左右されてます。例えば機能性ディスペプシアの人は、普通の人では痛みを感じない程度の胃酸でも、胃痛やしゃく熱感として感じてしまいます。こうした知覚過敏は自律神経の異常によって起こります。また胃の蠕動運動が十分でないと、食べ物がいつまでも胃に留まり胃もたれを起こしますが、この蠕動運動も自律神経に左右されてます。
・胃下垂
胃下垂が機能性ディスペプシアの原因になる事があります。胃下垂になると、胃の蠕動運動が不十分になり、胃もたれを起こしやすくなります。実は私が、極度の胃下垂で、胃もたれを起こしてたのです。それが当所の施術で胃下垂を改善させて胃もたれも出なくなりました。
・ピロリ菌の感染
必ずしもピロリ菌に感染すれば全員、機能性ディスペプシアになるとは限りません。と言うのは、ピロリ菌を除菌すれば全員、機能性ディスペプシアが改善する訳ではないからです。しかし中には、改善する方もいるのです。